イサムノグチ

で、図書館の帰りしなに置いてあるチラシでイサムノグチがやっていることを知ったので行ってみる。早速行ってみると、小学生やらお年寄りやら幅広い年齢層の客。若い子とかも4、5人はいた。
やっぱねぇ、イサムノグチは最高だヮ。今展はあかりがテーマで、岐阜ちょうちんからインスピレーションをうけた照明の展示。合計で40個ぐらいはあったと思う。建築関係は写真もなかった。
でも、年代ごとに作風が変わっていくのと、一番気になったのは和紙の張り方。初期の作品から、和紙の張り方、魅せ方が洗練されていく様子が良く分かる。和紙にデザインがされているものよりも、無地で造形の美しさが浮き上がっている作品のほうが良かった。
途中で和紙の部分をシルクで代用していた作品もあったが、あの不均一な和紙の模様は代えがたい魅力。
ああやって、たくさんの作品が一度に飾られるのは初めて見たから圧倒された。見せ方としてあの方法が一番かは大いに疑問だが、展示面積を考えれば仕方がない。
はっきり言えば、今はあのデザインをパクった照明は結構売られてるんだけど、それが持つ意味合いに絶対的な乖離があることも理解すべきだなぁ。