ブルーハーツ。ブルーハーツ。ブルーハーツ。

この言葉、当然聞いたことあるし、曲もリンダリンダ♪くらいなら。けど、今日アルバムを初めて通して聞いた。えっ!これもブルーハーツなの・・・な曲もいっぱい。特に『人にやさしく』とか、めっちゃ好き。最近めっきりテクノとか聞いてた僕には革命的な出来事だった。もうさぁー、すごい。すごい。すごすぎ。『人にやさしく』とかもうそらで歌えるもん。『シャララ』とか、『ラブレター』とか『キスしてほしい』。もう文句なし。特に甲本さんの作ったのが好き。
ちょっと社会的過ぎて、そのメッセージ性の強さが僕たちの世代ってやっぱり苦手なんだろうとも感じた。だから、一部の曲とかはまだぜんぜん好きじゃないというか聞きたくない部類であることは確かなんだけど・・・。でもさ、結局劇観おわってさ車ん中で聞いてたらもっと聞きたくなって1時間以上も遠回りして繰り返し繰り返し聞きながら帰った。
ヤイコとかあの世代の人がすっごく好きと公言するのが分かった気がする。正直今まではブルーハーツは、音楽好きの人が「どんな音楽好き?」と聞かれたときに答える玄人っていうか「僕やってます」的な答えのためにある一種のラーメンズ(僕はラーメンズ大好きです。)なんだと、つまりは一般受けというよりは質の高いものを、観にきたり、聞いたりする人と、自分たち自身が納得ずくで提供するっていうスタイルの、広い意味でカルト的(僕はラーメンズがカルト的だとは思ってません。)な存在だと思い込んでいました。ただ、リアルタイムで見ていなかっただけ、そう感じた。日本のパンクは後にも先にも『ブルーハーツ』だけ、ってのを見た。ある種伝説化されて美化されている部分も正直あるかなとも思ったけど、今日のショックは今年最初で一番の衝撃だった。逆に、今この歳になって出会ったのが良かったなぁとも。『ブルーハーツ』=青春っていう少し上の人とブルーハーツ聞いたときのノスタルジーは共有できるかも。
あーぁ、なんかすごすぎたんで、今日はブルーハーツの日だった。僕の中で2月14日はブルーハーツの日。誰がなんと言っても。