ゲームショウ(#601)

朝は7時におきてカナダ人(同居人)、シンガポール人(同じ建物に住んでる)と幕張へ。
かなり眠かったけど、幕張に近づくにつれ周りに人が増えてきて否が応でも気分が高まる。海浜幕張駅では『ブルードラゴン』の紙袋を配っていて、それだけでも来た甲斐があった。入場して少しすると外国人二人はコンパニオンに夢中。写真を取り捲ってるのでそのまま放置。自分はひとりでゲーム探索。
まず向かったのはマイクロソフトブース。お目当ては『ブルードラゴン』なんだけど、ついたとたんに160分待ち。とりあえずスルーしてスクエニブースへ。とりあえず携帯ゲームやDS対応ソフトなんかを触る。単純に面白いし、しかもスクエニブースでは遊んだ後にお土産もくれるのがうれしい。スクエニで一番見たかったWiiドラクエは展示無し。発売が一番楽しみだったのはやっぱり『FF12 レヴァナント・ウイング』。今回は映像だけの出品ながらも期待してしまう出来。
次に向かったのはセガブース。ここではもちろん『シーマン2』。シーマンシリーズの続編と聞いたらもう絶対触ってみたい。今回飼育するのはSEAMANではなくてHUMAN。体長20cmの北京原人を遺伝子操作で誕生させ、それを飼育キットとして開発してセガを通して販売するという設定。前作シーマンの展示も話題になったけれど、今回もそれを引き継いだかたち。頭蓋骨の展示、年表、PVと雰囲気を高める演出は成功しているものの、実際触ってみた感想としてはイマイチ?シーマンほどのインパクトはないし、北京原人のチョイスも微妙。シーマンというまったく正体不明のものから北京原人というリアルなものにしてしまった部分で自由度が下がってかなり損をしていると思う。2分という短いプレイ時間のために30分以上待たされてこれだと割に合わないかな。つまみあげたら北京原人が怒って石を投げてくるというのはちょっと面白かった。完成度が上がってこればもう少し楽しめるかも。
ソニーブースはPS3を前面に出したレイアウト。映像より実際に触れるゲームが多くてソニーの本気度が垣間見える。それでもまだ欲しいゲーム機ではないのでちょっと見ただけでスルー。確かに画面はきれいだけど、昔PSでリッジレーサーを初めて見たときの感動はない。これはXBOXのHDDDVDでも同じこと。要はトータル(コンテンツ、価格、デザイン、コンセプト・・・)で欲しいかどうかということだと思う。
マイクロソフトブースに戻って『ブルードラゴン』を確認するも未だ160分は変わらず、ドラゴンの大きなフィギュアがあったのでとりあえず写真だけ。このあたりではぐれた外国人に遭遇、ご飯を一緒に食べる。ロコモコ700円、コーラ200円と吹っかけすぎ。
女の子を追いかけ続けている二人とは当然別行動。マイクロソフトに戻ってソフトの紹介上映で『ブルードラゴン』もラインナップされていたので入るクローズドシアターで地面に座ってみるスタイル。観客を座らせて見せるのを想定していないかのようなディスプレイの角度で首が痛くなる。映像のアナウンスによると、ミストウォーカーの『ブルードラゴン』か『ロストオデッセイ』をプレイするとブルードラゴンのフィギュアがもらえるらしい。
待ち時間の短い『ロストオデッセイ』を選択。早速並ぶも90分待ち。明らかに90分以上待たされて自分の番が回ってきたところで外国人たちから電話。雑音で聞き取れないので「mail me.」とだけ言ってメールを待っていると、仕事があるから帰るよ、今KOEIブースで待ってるよとのこと。なんてタイミングの悪いこと。そのタイミングで順番が回ってきたので『ロストオデッセイ』をプレイしながらメールを返信。とりあえず先に帰ってもらうことに。ブルードラゴンをあきらめて選んだロストオデッセイだったけど、これがなかなか。待ち時間表示以上に待たされたことも忘れるような出来。うーん、この2本のためならXBOX買うか・・・。迷う。
その後はとりあえず会場を一周。ゲームだけじゃなくてWACOMのブースなんかもあった。それと、カナダブース、台湾ブースといろんなところが参加しているんだけど、そのほとんどは初日のビジネス目的で普通のゲームファンの興味は引かない内容。
初めての東京ゲームショウだったけど、予想以上に楽しめた。会場では気分が高まってとりあえずもらえるものは全部もらってたけど帰ってみると案外ゴミになるのも多い。来年も行けたらいいなと思う。今度はお弁当と水筒持参。