惑星「犬」(#475)

wowowで『惑星「犬」。』を鑑賞。
犬=エイリアンだった!?というファンタジー・コメディ。
オーウェンは変わり者と評判な上に両親の引越し好き(リフォーム好き)が重なって、友達もいないさびしい少年。近所の犬の散歩代行のバイトを続けることを条件に犬を飼う約束をしていた。約束のその日に保健所の動物センターに行き、反抗的なことを理由に殺される間際だったテリアを引き取ることに。ハブルと名づけて一緒に寝ていたある夜ハブルが1人で家を出て行くのを見つけたオーウェンは、その後を追うとそこで見つけたのは墜落したUFO。そして不思議な光を浴びた翌朝、オーウェンは犬と話が出来るようになっていた。ハブルによると犬は数千年前に犬が支配している星シリウスから地球征服のため送り込まれたエイリアンで、ハブルは地球で人間のペットとして飼いならされてしまっている犬たちの様子をシリウスに報告するためにやってきたという。始めはペットに成り下がった地球の犬たちに腹を立てていたハブルも、間近に飼い主に愛されている犬たちの姿を見るに連れて考えが変わり、いつの間にか自分自身とオーウェンの間にも信頼関係ができていることに気づく。そんなある日、シリウスからグレート・デーン女王陛下がやってくることに。陛下が地球の犬たちを見て失望したら地球上の全ての犬を引き上げることになってしまう。そんな事態を阻止するために、オーウェンオーウェンが散歩している犬たちが集まって、女王陛下を盛大に出迎えようとするが・・・。
基本的にはバカ映画。だけど、ペットを飼っているもしくは飼っていた人にはたまらない映画。犬のちょっとした仕草や、飼い主とペットのやりとりの一つひとつが自分の飼っているペットとオーバーラップしてしまう。
犬たちのかわいさ、コメディの楽しさ、夢の終わりのようなハッピーエンド。観終わったらペットを抱きしめたくなる映画。

惑星「犬」。〈特別編〉 [DVD]

惑星「犬」。〈特別編〉 [DVD]