パリの大泥棒(#457)
NHK-BSで『パリの大泥棒』を鑑賞。
1966年のフランス映画。
舞台はパリ。1人の男が叔父を困らせようと1つの宝石泥棒を犯す。それをきっかけに男は泥棒稼業に手を染めていく。パリに住む泥棒の同業者たちと仕事をしながら、独自のルールと作法を身につけ大泥棒になって行く。
いかにもフランス映画らしい作品。
泥棒を1つの職業と割り切って何の罪悪感も感じないアナーキストでありながら、沈着冷静でルールを厳守する大泥棒。主人公だけでなく、周りの泥棒仲間や女性たちのキャラクタも個性的。
見るからに紳士でインテリの泥棒像はアルセーヌ・ルパンを彷彿とさせる。
ルイ・マル監督。キャストはジャン=ポール・ベルモンド、ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドら。主人公の初恋の相手で、いとこを演じたビュジョルドは本当に美しい。
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