PAPER RUNNER(#341)
『小林賢太郎プロデュース公演 「PAPER RUNNER」』を鑑賞。
今までのKKPの中では一番つまらなかった。地方劇団の芝居をKKPのなじみの役者がやっているのを見せられているような感じ。小林独特の面白さはなく、部分部分としての面白さはあるものの全体を通して振り返ると凡庸な作品。特にラストの片桐さんが出てくかどうかのくだりは何がやりたいのか。カタルシスも無いし。KKPにはもっと洗練された完成度の高い作品を求めているからね。
ラーメンズの今年の『アリス』も今までの作品と比べるとパワーがなかったし、ラーメンズはこれからどこへ行くのか不安。次作に期待しよ。
KKPは初期と比べてコメディから劇に傾いてきてるみたい。小林さんは役者として自由度が高いんだから(KKPの中でも一番のユーティリティープレーヤーだと思う)、もっと自分出演の作品を作って欲しいな。まあ、今回は大林さん役をやるって決めたら出れないんだけど。
小林賢太郎プロデュース公演 「PAPER RUNNER」 [DVD]
- アーティスト: 犬飼若博
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 27回
- この商品を含むブログ (95件) を見る