ラガーフェルド(#337)

NHK BSで『「美」を創る人びと サイン・シャネル 憧れのバックステージ 』をみる。すっごく面白い。
あんましブランドとか興味ないしどちらかといえば批判的なんだけど、こうやって裏側をのぞくと思ってたイメージとは違ってコアとなる部分は職人の集まりなんだと実感。ブランドブランド言ってる人たちってみんなこういうの知ってるのかな。
ラガーフェルドの一言で急に仕事が増えて文句を言ったり、お針子たちが部門に分けられててたり、外注の職人たちがみんな魅力的だったり見ているだけで面白い。
結局6時から8時半まで5話全部見てしまった。
一流ブランドの製作だからもっとピリピリしてるのかと思ってたけど、女性が多い職場だからか自信の表れなのか流れる空気はほのぼの。職人たちもテレビということを過剰に意識してなくて、「あの人はいい人だ」とか「右手の親指を張り出さすとどう」「はさみを落とすと死ぬ」などのジンクス「この仕事の魅力は困難」だとかを飾らずに話してたのが印象的。
この番組はシャネルのショーが終わるまでのドキュメンタリなんだけど、最後は招待客を迎えてのショー、そしてその後に職人たちのためのショー、引退するお針子の最後のパーティーなど今までカメラが入ったこと無いだろうと思われる部分までを収録。
特にあの農業おばあちゃん最高だったな。
カール・ラガーフェルドがシャネルを引退した後でH&Mでデザインした情報の詳細ってあんまし入ってこないけど知りたいな。