キレイ(#315)
『キレイ』は初めて脚本を読んだ作品。
先日ここに『キレイ』観たいなあとか書いてたら、wowowで今日放送。全く知らなかったらうれしすぎ。午前中からずっと待ってる感じだった。
で、始まるとやっぱり違和感。ちょっとね。前回とどうしても比べてしまうからかも。前回の奥菜恵と比べると鈴木蘭々は顔が大人っぽい(*当時の奥菜と比べると)ので自分の中で持っていた設定とは違った印象。でも、デキはかなりよかったと思う。演技で魅せるという意味では奥菜のほうが上かなと感じたけど、歌のうまさでは蘭々。
劇全体でいうと、前回出ていたキャストもそのままの配役で出てたりで前回を意識せざるを得ない内容。そういう意味では古田新太がいなかったりクドカンの役が替わってたりで残念な点もあったけど、演出方法やその他の細かい変更は成功していると思った。全体を通して完成度の高さを感じた。大人計画の舞台があんまり好きじゃない人でもこれは楽しめると思う。
やっぱり一番楽しめるのは歌パート。ああいう劇中の歌って誰が作るんだろう。前回もいい歌だなと思ってたけど、今回はさらによくなってる。
この『キレイ』が今再演なのはどういう理由なんだろうか。
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2005/07/15
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
- 作者: 松尾スズキ
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2000/06
- メディア: 単行本
- クリック: 4回
- この商品を含むブログ (14件) を見る