朝日新聞の調査

昨日報道ステーションで見てから、そのソース探したんだけど詳細な数字が載ってるのが無かったのでとりあえずasahi.comより。日・韓・中の間にある目に見えない壁がそんなにあったなんて改めて知らされた。
もちろん、調査が都市部だったり日程も日本には不利な条件もあるんだけど結果をもっと真摯に受け止めてどうするべきかを考えなきゃ。ただ、韓国・中国が小泉謝罪のあとに行動で示せと発言したが、具体的に何を求めているのかは不明なのも事実。戦後補償は決着済みだし、ODAも入れてきた。行動を自国民に意図的に隠してきた中国政府の責任によるところが大きいんじゃないかと思う。近年非常に仲の良くなったと思っていた韓国に嫌われていることにも注目する必要がある。
また、気になった数字としては
asahi.comより

中国で日本からの途上国援助(ODA)について聞いたところ、66%が「知らない」と答える一方、削減には67%が「反対」だと答えた。

これはどういう意味なのか。もらっていることは知らないけど、減らすはダメ。これでは道理が付いてないと思うのだが。それに、日本・中国両政府は返済額と貸付額の拮抗を理由に廃止で合意していたはず。国民は無知(政府の意図的)から自国の損を求めているという構図。
どこかのニュース番組でみたんだけど、中国国民は日本が、損をしたり失敗するところを見て喜ぶらしい。このODA削減反対にはそういう意味も含まれているだろう。これはバカにされたくないという欲求が潜在的にあるから。そういわれて、確かに反日行動を見る前から韓国人に対しては対等なイメージを持っているのに対して、中国人に対しては若干差別意識があることを認めなくてはならない(中国の有名人は除く)。
自分の中でなんでそう感じるのかを考えると、日本国内での中国人の立場や、起こす事件に起因しているのではないか。もちろん、安い労働賃金からメイドインチャイナを下に、粗悪品にみることも間接的原因の一つ。
どこの国も改善の余地は充分にある。特に中国との間には、経済的な理由を原因として中国国内からの変化と、それにともなう諸外国との関係の変化によって、改善していくのではないかと期待している。特に人民元の切り上げ。これにより中国がやっと諸外国と対等の関係を結べると思う。チャイナマネーがどの国に落ちるか、切り上げによって中国の生産の打撃はどれほどなのか。ドラスティックな変化。
引用記事詳細はこちらasahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0427/004.html