読んだ本。
『妊娠カレンダー』小川洋子
『Teen Age』オムニバス
小川洋子を読もうと思ってまだ読んでなかった『妊娠カレンダー』。なかなか良かった。実際はどうなのか分からないけれど、自分の姉が妊娠し生活や容姿が変わっていく様子を時折グロテスクな言葉で表現している。もちろんそれだけでなく文章の端々からは愛情も感じるんだけれど。
『Teen Age』は、今回直木賞を角田光代がとったから、読んでみようかなと。今まで特に読みたいと思った作家ではなかったら初角田光代。本自体はオムニバス形式で7人の作家が1作品ずつ書いている。角田光代は『神さまのタクシー』。すごい女子高らしさが出てて、こういう雰囲気を出すのは男性作家には難しいだろうな。読んだ感じは『blue』に近い感じかも。次は違う設定の長編を読んでみたい。
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