六本木ヒルズ(#625)

今日は六本木ヒルズ。もちろん目当ては森美術館の「ビル・ヴィオラ展」。
メトロで六本木まで行ったんだけど意外と近い。そして森美術館へ。チケットを買おうとしたら財布に2000円しか入ってなくてあせった。あやうく大恥をかくことになった。チケットを買うとエレベータで一気に53階まで。耳が痛くなる速さ。
エレベータが開くと目の前には東京シティビュー。思わずそちらへ。森美術館のチケットを買うと、東京シティビュー(展望室)も観られるのはお得。建築ファンとしてはずっといたいくらいうれしい眺望。ただ、スモッグなのかなんなのか急に視界が悪くなって残念。やっぱり東京は空気が汚れているのかな。9時から開いているみたいなので、それくらいに行けばまだきれいかも。ぐるっと一周してから美術館へ。
今回のビル・ヴィオラはビデオアーティスト。ナム・ジュン・パイクの助手もしていたということで、このジャンルでは正統。最初の部屋で入場者を待っているのが「クロッシング」。ほとんどの人が戸惑うくらいの暗さ。作品自体も面白いけれど、余計な解説がついてないので戸惑いながら作品に接する体験自体が楽しい。
六本木ヒルズ自体が観光地化しているせいなのか、ビデオアートの展示には興味ないであろう中年のおばちゃんたちが多くてびっくり。ずっとしゃべりながらすごい速さで回ってしまっている。ビデオアートなんだからとりあえず最後まで観たらどうかと思うんだけど。とくにヴィオラはスロー再生を使っている作品が多いからじっくり観るにはかなり時間がかかる充実の展示内容。
内容が大満足だったので思わずギャラリーショップでピンパッチを購入したんだけど、レジでお金払ったら100円くらいしか残って無くてもう一度あせった。
もうすぐ東京国際映画祭も始まるし、楽しくなりそう。