クローサー

wowowで『クローサー』を鑑賞。
ジュリア・ロバーツジュード・ロウナタリー・ポートマン、クライブ・オーウェンと豪華なキャストが揃ったラブ・ストーリ。
原作はパトリック・マーバーの同名戯曲。正直舞台向きの脚本。本人が映画用に手を加えたらしいが、この4人が出るような予算の映画としては若干分かりにくい(悪いというのではなくて合っていない)。映画にした途端に中身のない何が言いたいのか分からない作品になってしまっている。4人の恋愛が絡み合うんだけれどその内容は決して観客を引き込めない。この豪華なキャスト、ナタリー・ポートマンのストリッパー姿以外に魅力はない。この4人が何故この映画の出演を決めたのか。
映像はいわゆる“スタイリッシュ”なテイスト。美しいし音楽もそこそこ。しかしこれは技術というよりは素材によるものが大きい。