白鯨(#436)

NHK-BSで『白鯨』を鑑賞。
ハーマン・メルヴィルの同名小説の映画化。主演はグレゴリー・ペック。
捕鯨船ピークォド号の船長エイハブはかつて伝説の巨大白鯨モビー・ディックに戦いを挑み足を失った。エイハブはこの白鯨への復讐心のみで船を出す。何も知らずに乗り込んだイシュメルたち船員は船長の異常なまでの思いに驚くが、エイハブの鼓舞で白鯨をしとめることを決意する。白鯨は船長の予測どおりの進路を進み、ついにピークォド号の前に現れる。
1956年製作とは信じられないリアルで迫力満点の映像。グレゴリー・ペックの鬼気迫る演技にも注目。正直なところ、映画は楽しめたもののテーマがつかめそうなのにつかみきれていない。思いつくのは、「狂気」とか「神との対峙」であまりすっきりしなくてもやもやする。すっきりする答えなんてないのかもしれないけど。
脚本には『華氏451』で知られているレイ・ブラッドベリも名を連ねている。
ジョン・ヒューストン監督作。
wikiによると、この作品に出てくる一等航海士のスターバックがコーヒーショップのスターバックスの語源らしい。

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