これで決まり?(#307)

ブルーレイvsHDはパラマウントに続き、ワーナーもブルーレイでも出すことを表明。これでユニバーサルの作品以外はブルーレイ規格のプレーヤーで再生が可能になった。
でも、何回も指摘してることだけど映画見るだけならDVDのままで十分なんだよね。次世代DVDに規格が移行することで映像ソフトについていいことといえば、BOX仕様の枚数が減るってことぐらい(今でももっと減らせると思うけど)?
映画会社が揃って次世代を望んでいるのはセキュリティの問題。たしかにコピーが容易で自分の利益を守りにくくなってるんだろうね。ただ、次世代のセキュリティシステムになってもそれがどれほど効果があるのかは実際のところ未知数。それに本当にセキュリティ部分を強化するために容量を必要とするならHDのほうが安い分だけ合ってると感じるんだけどどう?現行DVDが4.7GB×2でHDは30GBでしょ。ブルーは54GB。映画の抱き合わせ販売やるんじゃなきゃ必要ないよね(絶対いらないけど)。耐久性の低いといわれているブルーレイを映画会社が選んだってことで裏のネライまで勘ぐってしまう。
次世代DVDってそもそもいつまで通用する規格として位置づけているのかが全く不明。DVDが出てきて5,6年くらいでしょ。そのペースだとすると今回の次世代DVDって物自体も必要性を感じない。また、次々世代DVDを思い浮かべてみるとdiskってものがまだあるのかすら危うい。
正直なところ現状を考えると次世代DVDという意味ではHDがベターだと思う。だって54GBものROMって何に使ったらいいのか想像もつかない。映像・アプリソフトとしては54GBって多すぎるし、録画用にしてもHDDのほうが安くて速くて便利だし。とりあえずメディアとハードの初期価格を発表して欲しいね。映像ソフトの値段もね。
今回の動きでも消費者が困ることになるのには変わりがない訳ね。映像やアプリソフトを購入するということはあくまで内容(プログラム)にお金を払ってるわけでメディア自体に値段が付いているかのように扱うシステムそのものの問題も強く感じる。