『夏』読了(#179)
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/08
- メディア: 新書
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『春』読んでからだいぶ時間たっててほとんど忘れてたけど、なかなか。四季はS&MシリーズとVシリーズをつなぐ作品。今回は真賀田研究所建設から、四季の妊娠まで。
自分の中にイメージしてた天才四季の姿とはちょっと違って人間的な部分も垣間見えて意外だった。『春』を読んだ時はまだVシリーズに手をつけてなかったので分かりにくい部分もあったけど、両シリーズを読んでいる人は番外編的に楽しく読める。殺人とかミステリーが起こるわけでもないし(訂正:殺人はありました。)、読んでない人が四季から入ると森博嗣の魅力が理解できないかも。
四季の妊娠に、瀬在丸さんが関係してたなんて。いちいち驚いて、納得しての連続。
早めに『秋』『冬』に取り掛かるつもり。
他の『海辺のカフカ』『アッシュベイビー』は読まずに返却。村上春樹は文体が合わない。春樹好きな人がかなり多いけど、共感できず。みんなどうやって春樹に入ってたの?