do you know 『A』?(#012)

近所のツタヤで『A』見つけた。
いままで無かったので、こんなサブカル?ていうか社会派過ぎるともいえる内容のドキュメンタリが見れるなんて。
『A2』もあったので、今度暇なときにぜひ見ようと思ってます。これ撮った人のインタヴューを『広告批評』で見たときから一度見てみたかった。
『A』はオウムがサリン事件の後どういった状況にあったか、信者たちはどうしていたのかというものを、事件直後から作者が潜入(教団が公式に許可した)して取材を続けた作品で、荒木が教団の代表になってからも周辺住民の反対運動が続き、もしかしたら教団を必要以上に怖がっているんじゃないかとか、教団に対する住民のほうが危険なんではないかと思わせる問題作。らしいんです。
僕は正直、あのサリン事件はカルト教団が起こした大事件であるが、今の教団(アーレフ)にはあのときの危険性はもうないんじゃないかとも思っていたところだったので、教団側から見た周囲の目線にすごく興味があった。
むしろ、報道によるある種の扇動が理解ができない集団に対する恐怖感・不安感を国民に植え付けすぎているんでは?と思うこともしばしばあったし。(パナウェーブのときも)
こんなことを書いておいてどうかとは思うが。最近アーレフでは不審な動きがあるらしいし。旧体制(麻原)側と、現体制側という構図らしいが、これも正直どうなんでしょうね。本当なんでしょうか?本当だったら怖いけど。
まあ、『A』にしてもオウム側に立った取材ではないとはっきり言っているけど、『A2』の取材がOKだったということは、『A』は教団にとって不利益が無かったもしくはメリットのほうが大きかったということなのだろうから。何を信じればいいんだろう?まずは『A』をみてみるしかないか。

A [DVD]

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